昨夜は約束どおり、応じてもらった。妻もなんだか覚悟を決めているかのように。
なんだかこういうのむなしいなと思いつつ。
ちなみに、その日の朝の私から妻へのメール。
ラブラブ・メイクラブしたい、今夜は。
夜に来た返信。
やはり…ですね。お手柔らかにお願いしますね。
体に触れると、拒否反応を示す。発情期を過ぎたときのいつもの反応。
マッサージをまた提案したが、今日はいいとのこと。
じゃあ、少しお話しよう。ということで、昼間にあった出来事を話した。
「昼間電車に乗っていると、前のシートに3人の女の人が座っていたんだ」
「うん」
「右の人はかわいい顔だけどかなり太っていて、スカートの丈も短くて、ひざ上くらいだけど、ももの肉が厚くて、ひざは閉じていないけど、その奥がもう見えない。ちょうど、ほら、○○ちゃんのように。わかる?」
「うん」
「髪の毛をとかしていて、鏡を上目遣いに見ているので、目が大きく開いていて、けっこうかわいかった」
「うん」
「真ん中の人は地味な感じ」
「うん」
「左の人は、なんか俺のほう見ている。一瞬見るならともかく、こういうのは珍しい」
「うん」
これは話さなかったが、最近買ったコートがかっこいいから見ているのかなと私は思った。
「次の駅で乗換えで、3人とも確か降りたんだけど、その左の人の近くに行ってみた」
「うん」
「そして、わかったんだ」
「うん」
「その人、紫マニアなの。コートは紫。それに、持っているバックが黒字に水玉なんだけど、水玉の模様がまた紫。それから、赤紫」
「うん」
「俺がしていたネクタイ、一昨日もらった紫のやつだったんだ」
「うん」
「ネクタイを見ていたんだね」
「うん」
「話はそれだけ」
「うん」
確かこのとき、手も握っていない。それも拒否られていた。確か。
話をする前は、もうこのまま寝ちゃおうかとも思っていた。
「どうしたらいいかなあ」
「とりあえず、裸になりましょう」
「うん、それいいね」
二人とも寝巻きを脱いで、スッポンポン。
布団のかかっていない妻の二の腕と肩、その近くの肌を見て、唐突にいきり立った私。自分でもビックリした。
「真由美ちゃんのこの辺見たら、急にビンビンになっちゃった」
そうしたら左隣で寝ている妻は、左の腰骨あたりから右手をよこし、そして、私のもっとも敏感なところに触れた。
「あんっ」
腰もピクついてしまった。
「あ、あ、すごい感じやすくなってる。ごめん、今日すぐいっちゃうよ」
妻は無言。
一気に性的なエネルギーが高まり、思わず、妻の上に乗っかる。ああ、男って単純。
さっき視覚で興奮したところを今度は触覚で楽しむ。手で触ったり、頬ずりしたり、軽くキスしたり。妻は無反応。
「濡れてるかな」
「少しだけ」
「どれどれ」
右手を忍ばせる。奥に隠れている。
「痛かったら言ってね」
爪はどうだったか。右手の人差し指は大丈夫。中指がちょっと長めか。しかし、先は丸い。引っ掛けないように注意して、なんとかやっとたどり着く。
「ほんとだ、少しだけ濡れてる。正解」
これではまだ入れられない。
「手でするのと、口でするのどっちがいい?」
「舌がいいな」
「うん、そうだね」
布団の下にもぐりこんで、股を開かせる。足の位置を変えようと少し強引に力を入れたが、抵抗してきたので、あきらめた。妻に好きな姿勢を取らせることにした。
ほのかにおしっこのにおいが混じっていた。かまわずクリトリスをなめる。「ションベンくさい女」の語源がここにあったのかと気づいたのは半年くらい前だったか。そんなことも思い出しながら、今日はクリトリスの周辺部は無視。一点集中。
あえぎ声こそ聞こえないが、妻は微妙に体を動かしている。実はけっこう感じているような様子だった。
そのうち集中力が切れてきて、仕事のことなどを考え始めた。気がつくと萎えていた。それにしても、布団の中は暑い。背中にうっすら汗をかいていることに気づく。
いったん布団から顔を出した。
「はあ、汗かいちゃったあ。暑いよ。もっとする?」
「うん、もっとして」
珍しい。いつもは、もういいと言うのに。
顔つきもこの前と違う。前は気持ち良さと何かが闘って、それが拮抗してかもし出している微妙な表情だった。今回は、とろんとしていた。
もう一度妻のクリトリスを舌先でなめた。機械的に。その間、右手を握って、それから左手も握って、妻の体のかすかな動きを楽しんだ。
でも、私のものは立っていなかった。
やがて、妻は左手を離し、右手も離した。その意味するところが私にはわからなかったが、開いた右手で、膣に人差し指を入れてみた。準備完了。
下の口から唇を離し、代わりに人差し指でクリトリスをもてあそびながら、もう一度妻の顔を見た。淫乱モードに変わっている。
女はね、その気がなくてもね、なんだか寄ってこられて、クリちゃん触られてると、すっかりその気モードになっちゃうんですよ。
すればするほどやりたくなるんですよ。事が始まるまで、ものすご〜くめんどくさい・その気なし、なんだけどね
数時間前にkeiteさんのこのコメントを読んでいたので、あまりにそのとおりなので、感動。そして感謝。本当にそうだ、と自信を持って臨めた。
しばらくはクリトリスを右の人差し指を使ってさすり、妻の表情とあえぎ声を楽しむ。私のペニスは簡単に復活。ああ、男って単純。
やがて妻は、私のいきり立ったものをつかみ、下の口に導いてきた。まだすぐに入れてあげないよぉだ。
「ほしいの?」
「ほしい」
「チンチンほしいの?」
「チンチンほしい」
いつもより声が大きいぞ。
そして待望の挿入。いつもとなんだか角度が違って、ちょっと入れるのに戸惑った。ま、これもじらしのうちになってよいかと。
入れてからは私が存分に楽しむはずだったのだが、なんでそんなに感じちゃってるの、真由美ちゃんは。
発情期と変わらない乱れようだった。正直、ちょっとひいた。でも、必ずしもそれは悪いことではない。少し冷静なほうが長持ちするから。いっしょに楽しむほうが断然イイ。
「なんでそんなに感じちゃってるの」
「いやらしい女だな」
「もしかして、何かいやなことでもあったの?」「うううん」
そうじゃないのか。
「発情期と変わらないじゃないか」
「いやらしい女だな」
「スケベだなあ」
言葉でいたぶっても今まではあまり感じていなかったのが、今回は違うような気がした。
「このメス豚!」
そう言ってやろうかと思ったが、やっぱりまずいかなあと理性が止めた。
「このメス豚!」
こういったらどういう反応をするのか確かめたい。しかし、いや・・・。
「いやらしい女だな」
葛藤の中で、結局こういった後、妻を興奮させるための言葉で自分自身が興奮し、妻の激しい腰の動きとマッチして、いってしまった。あ、しまったという感じで。
いつものようにしばらく入れたまま。
「すごかったね。どうしたの?発情期と変わらないじゃない」
「違うわよ」
妻の表情が刻一刻と、微妙に変化していった。思ったままのことを言った。
「真由美ちゃん、きれいだよ。すごくきれい」
本当にきれいで、輝いていて、かわいかった。特にその一瞬。
それを見ていて、とても幸せな気持ちになった。
私に見られていることを意識してしまったのか、だんだん普通の顔に戻っていった。普通の顔も好きだけど。そして。
「ティッシュ!」
やれやれ。
妻の目覚ましが鳴る6時まで同じ布団で寝ていた。その後自分の布団に行ってまた寝た。目が再び覚めたとき、朝立ちしていた。やはり、やり足りないのか。今夜もアタックか?お月様近いし。